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タイプ別住宅ローンを教えて?

どんな家を建てるか決めたら有利な住宅ローンをセレクトしたい。
ここではタイプ別によりよい住宅ローンをご紹介しますので、参考にしてください。

一戸建て住宅の場合

タイプ別の住宅ローン

住宅資金づくりは低金利融資から優先して借りるのが有利ですが、現在では公的融資だけでなく、民間の住宅ローンも低金利となっているため、どこから借りても有利に利用できるチャンスです。

公庫融資の中で一戸建ての個人住宅向けに融資されるのが「マイホーム新築融資(個人住宅建設資金)」です。この融資を利用する際には公庫の一定の条件がありますので、注意しましょう。

この他にも前述した、「年金住宅融資」「財形住宅融資」「地方自治体融資」「民間金融機関融資」などがありますので自分たちが一番いいモノを選んでプランを立ててみてください。

中古住宅の場合

平成12年10月から、一定の耐久性を備えた優良中古住宅の住宅金融公庫の返済期間が最長35年間に延長されます。毎月の負担は減少しますが総額は増加しますので、将来を見据えた返済計画を立てましょう。

マンション購入の場合

マンション購入の資金計画は比較的スムーズと言われていますが、それは土地を含む価格が土地の立体利用により割安感があること、低利の公的融資が利用しやすいことなどが理由です。

住宅金融公庫融資について

新築・中古ともマンション購入に当たっては公庫が利用できます。専有面積50平方m以上、居住室(食事室含む)が2部屋以上という条件がありますので、 狭いワンルームマンションなどはこのような制限のない民間金融機関の融資を利用しなければなりません。価格の上限の設定が1億円未満となっていますので、 億ションは別にして、平均的なファミリーマンションはほとんどが融資対象となるとみていいでしょう。

新築マンションは低利の公的融資(特に公庫)が利用しやすいので、資金計画はかなり有利に進められます。民間ローンは金利が高くなるだけでなく、耐火構 造ということで最長35年返済ができる公的融資に比べ、20年、25年といった返済期間になることが多く、毎月の返済額に大きな差がでます。

公庫融資の利用できる新築マンションは「公庫融資付」「公庫利用可能」の2種になります。融資手続きは分譲先の係員が面倒をみてくれますし、公庫がチェックした物件であるという安心感があることも、公庫融資付物件のメリットです。

この他にも、「年金住宅融資」「地方自治体融資」「民間金融機関融資」も利用できますので、分譲先のスタッフに相談してみるのが得策です。

環境共生住宅の場合

環境共生住宅とは地球環境を保全する観点から、エネルギー・資源・廃棄物などの面で充分な配慮がなされ、また、周辺の自然環境と親密に美しく調和し、住み手が主体的にかかわりながら健康的で快適に生活できるよう工夫された住宅です。

この環境共生住宅を建てる場合、住宅金融公庫による融資が用意され、さまざまなかかたちで公的な支援の仕組みが整えられています。

基準金利適用住宅に対する基本融資

175平方m以下で一定の性能を持った住宅(基準金利住宅)を建てる場合、3・35%という低金利で融資が受けられます。

〈一定の性能住宅とは〉バリアフリータイプ・耐久性タイプ・省エネルギータイプ

環境共生住宅に対する割増融資

環境共生住宅の実現に向けて住宅の機能を向上させる特定の工事を行った場合、基本融資に加えて割増融資が受けられます。工事の種類によって融資額が異なりますので、住宅メーカー、工務店などにお問い合せください。